総代会制度について

総代会制度について

信用金庫は、会員同士の「相互信頼」と「互恵」の精神を基本理念に、会員一人ひとりの意見を最大の価値とする協同組織金融機関です。したがって、会員は出資口数に関係なく、1人1票の議決権を持ち、総会を通じて当金庫の経営に参加することとなります。

しかし、当金庫では、会員数がたいへん多く、総会の開催は事実上不可能です。そこで、当金庫では、会員の総意を適正に反映し、充実した審議を確保するため、総会に代えて総代会制度を採用しております。

この総代会は、決算、取扱業務の決定、理事・監事の選任等の重要事項を決議する最高意思決定機関です。したがって、総代会は、総会と同様に、会員一人ひとりの意見が当金庫の経営に反映されるよう、総代構成のバランス等に配慮し、選任区域ごとに総代候補者を選考する選考委員会を設け、会員の中から適正な手続きにより選任された総代により運営されます。

さらに、当金庫では、総代会に限定することなく、利用者満足度調査や会員向けアンケートを実施するなど、日常の事業活動を通じて、総代や会員とのコミュニケーションを大切にし、さまざまな経営改善に取り組んでおります。

なお、総代会の運営に関するご意見やご要望につきましては、お近くの営業店までお寄せください。

総代とその選任方法について

(1)総代の任期・定数

総代の任期は3年です。
総代の定数は、60人以上90人以内で、会員数に応じて各選任区域ごとに定められております。
なお平成29年3月31日現在の総代数は73人で、会員数は29,347人です。

(2)総代の選任方法

総代は、会員の代表として、会員の総意を当金庫の経営に反映する重要な役割を担っております。
そこで総代の選考は、定款及び総代選任規程に掲げる選考基準(注)に基づき、次の3つの手続きを経て選任されます。
①会員の中から総代候補者選考委員を選任する。
②その総代候補者選任委員が総代候補者を選考する。
③その総代候補者を会員が信任する(異議があれば申し立てる)。
(注)総代候補者の選考基準
・当金庫の会員であること
・就任時点で満80歳を超えていない者
 (平成27年4月23日に現に選任されている総代についてはその限りではない)
・地域における信望が厚く、金庫の総代として相応しい人物であること
・その経営する企業の内容が良好であること
・金庫の理念をよく理解していること

会員対象区域

地域名 会員対象区域 会員数 総代数
第1区 一宮市(尾西地区) 5,403名 14名
第2区 一宮市(葉栗連区・西成連区・浅井町連区・北方町連区・今伊勢町連区・奥町連区・木曽川地区) 7,195名 17名
第3区 一宮市(宮西連区・貴船連区・神山連区・大志連区・向山連区・富士連区・千秋町連区・丹陽町連区・大和町連区・萩原町連区) 6,958名 20名
第4区 稲沢市、愛西市、あま市(旧海部郡美和町・甚目寺町)、羽島市、各務原市(旧羽島郡川島町)、岐阜市(旧羽島郡柳津町)、羽島郡笠松町 5,452名 12名
第5区 名古屋市(西区・中区・北区・中村区・東区)、江南市、岩倉市、小牧市、清須市、北名古屋市、春日井市、西春日井郡、丹羽郡、その他 4,339名 10名
合計 29,347名 73名

総代会のしくみ

第63期通常総代会の決議事項

平成29年6月16日(金)開催の第63期通常総代会において、次の事項が付議され、それぞれ原案のとおり承認・可決されました。

①報告事項
第63期(平成28年4月1日から平成29年3月31日まで)業務報告、貸借対照表及び損益計算書の内容報告の件
②決議事項
第1号議案 剰余金処分案承認の件
第2号議案 定款の一部変更の件
第3号議案 総代候補者選考委員1名選任の件
第4号議案 会員除名の件
第5号議案 理事の任期満了等及び監事の補充に伴う選任の件
第6号議案 退任理事への退職慰労金贈呈の件